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是非コルベットZ6を日本で販売してくれ‼️‼️‼️

新型 「コル ベット Z 06」 追加!  なぜ 自然 吸気 V 8 エンジンを 選択した のか
山崎元
 
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フェラーリキラーとして話題の新型「コルベット」に、待望の「Z06」がラインナップされました。注目はリアミッドに搭載されるエンジンですが、なんと自然吸気V8をチョイス。どうしていま、絶滅寸前の自然吸気エンジンを選択したのでしょうか。

アメリカンGT史上最速の「コルベット」誕生
 第8世代となるシボレー「コルベット(C8)」が誕生してから約2年。そのデビュー時から噂されていた高性能版の「Z06(ズィー・オー・シックス)が2021年10月29日(現地時間)ついに正式に発表された。

C8「コルベット」に待望の「Z06」がラインナップされた。2022年夏頃から生産が開始される予定
●「Z06」には自然吸気V8が搭載される

1954年にデビューを飾ったコルベットは、1963年にはロングノーズを特徴とするセカンド・ジェネレーション(C2)へと進化を遂げ、このC2に初めてレーシングスペックの「Z06」が登場する。搭載されたエンジンは、6.5リッター仕様のV型8気筒OHVであった。

 これが今回C8に追加されたZ06の歴史の始まりであり、それはまたサーキットとスーパーカーの完璧なコンビネーションを象徴する称号ともなっている。

 ただし、エンジン搭載方法がフロントからミッドシップへと、まさに歴史的な変化を遂げるに至ったC8だが、ここからさらにどのようなチューニングが加えられているのだろうか。

まず注目しなければならないのは、ミッドシップされるエンジンだろう。他社が続々と自然吸気エンジンからの撤退を進めるなかで、シボレーが選択したのは5.5リッターV型8気筒DOHC自然吸気(LT6型)であった。

 新開発のフラットプレーンクランクシャフト(180度クランクシャフト)の採用により、670psの最高出力を8400rpmで発揮する高回転型ユニットとなっている。

 レブリミットは8600rpmで、最大トルクは623Nm/6300rpm。これは6.2リッターでスーパーチャージャーを使用したC7時代のZ06と比較して20psのパワーアップ。ただしトランスミッションはMTの選択がなくなり8速DCTのみとなった。

 なぜシボレーはこの時代に、あえて自然吸気エンジンを継続する決断を下したのか。それは多くのカスタマーが、その特徴である感性にマッチしたエンジンの応答性と追従性を求めて止まないからにほかならなかった。

 そして単にパワーを求めるだけではなく、Z06が最大の魅力を発揮するだろうサーキット走行に特化したパフォーマンス体験のあらゆる性能を補完するように設計されている。

 例えばフルレーシングスタイルのドライサンプオイルシステムや、綿密にチューニングされた吸排気システムに至るまで、一切の妥協はない。ちなみにこのLT6エンジンは2019年からレーシングカーの「C8.R」に搭載され、過酷な環境のもとでその性能と耐久性を確認済だ。

ワイドでマッチョになった「コルベットZ06」
 スタンダードなコルベットでも、そのエクステリアは世界のスーパースポーツと比較しても十分に魅力的なものだが、このZ06ではさらにエアロダイアミクス、ハンドリング、そして冷却等々の目的に応じて、新たなディテールが採り入れられている部分が数多くある。

 スタンダードのZ06には、フロントスプリッターと独自のリアスポイラーが装備され、フロント・リアともにフェンダーが拡張されている。ワイドになったリアフェンダーは、広くなったトレッドをカバーするだけでなく、冷却に必要な大きなエアインテークの確保にも役立っている。

「Z06」に搭載されるLT6エンジンは、2019年からレーシングカーの「C8.R」に搭載され、過酷な環境のもとでその性能と耐久性を確認済だ
●本命は「Z07パフォーマンスパッケージ」

 スタンダードなコルベットよりも、Z06のトレッドはフロントで30mm、リアで40mm拡大した。タイヤサイズは各々275/30ZR20、345/25ZR21と前後異形サイズを採用。

 スタンダードではミシュラン製のパイロット・スポーツ4S ZPが装備されるが、さらにオプションの「Z07パフォーマンスパッケージ」を選択すると、同じくミシュラン製のパイロット・スポーツ・カップ2 ZPタイヤと、バネ下重量を18.6kg軽量化するというカーボンファイバーホイールが、同サイズで装着できるようになる。

 ホイールの内側に見えるブレーキは、フロントがΦ370×34mm、リアがΦ380×34mmがスタンダードだが、これも「Z07パフォーマンスパッケージ」では、Φ398×38mm、Φ380×34mmのカーボンセラミック製にアップグレードできる。

このほか「Z07パフォーマンスパッケージ」では、大型フロントスプリッター、フロントコーナーカナード、リアウイング、アンダーボディストレークなどのカーボンファイバー製エアロパッケージが追加され、独特のアグレッシブな外観となる。

 前後のサスペンションは、スタンダードなコルベットで採用されたSLA式のフロント/リアサスペンションの設計を継承しつつ、さらにチューニングが煮詰められた。マグネティック・セレクティブ・ライド・コントロール4.0を標準装備し、同様に標準装備されるドライブモードセレクターを使って、ツーリングでの快適性やサーキットでの最高のパフォーマンスを楽しむことができる。

 Z06のドライブモードセレクターは十数種類の機能を調整できるが、その代表的なものは以下のとおりだ。

・ローンチコントロール:トラックモードで使用可能。スタート時の加速を最大化する。・アクティブハンドリング(エレクトリックスタビリティコントロール):Z06にはパフォーマンストラクションマネージメントを標準装備。
トラクションコントロール悪天候時の走行向けに、ウェザーモードトラクションコントロールやエンジントルクを調整。
・パフォーマンストラクションマネジメント:トラックモードで使用でき、サーキット走行に適したトルクリダクションとブレーキ介入を5段階で設定。
・電子制御式LSDLSDの回転速度比を制御し、さまざまな走行条件でステアリング反応と安定性を調整。
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 まさにサーキットスペシャルとも、また史上最速のアメリカンGTともいえる新型コルベットZ06。カスタマーはコルベットのラインナップのなかで、ホイールやカラー、トリムのオプションによって、もっとも多くのパーソナライゼーションを選ぶことができる。

 例えば12色のエクステリアカラー、5種類の仕上げを含む7種類のホイールパッケージ、数千通りの組み合わせが可能な7色のインテリアカラー、3種類のシートに6種類のシートベルト、2種類のインテリアカーボンファイバートリムパッケージに加えてステルスアルミニウムトリムオプションの設定、さらに6色からの選択が可能なブレーキキャリパー等々がそれだ。

 コルベットZ06の生産は、コルベット伝統のボウリンググリーン工場で2022年夏頃から開始される予定。日本市場への導入計画、ならびに価格はまだ発表されていないが、ヨーロッパ産のスーパースポーツと比較すれば、そのコストパフォーマンスの高さは絶対的なものであることは十分に予測できる。ちなみに、左右両方のハンドルが発売される予定とのこと。その日本上陸に大いに期待したいところだ。

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今の時代にV8のNAにこだわるのがコルベット‼️‼️‼️

 

時代に逆行してる反逆的な精神がなんとも最高ですね。

 

まだ日本での販売は決まってないそうですが、EV化の遅れ気味の日本なら、日本でしか販売できない日が来るかもしれませんね…

 

楽しみです。