しげの秀一氏の手によって連載されていた人気漫画『頭文字D』。公道最速を目指す若者と刺激的なスポーツモデルが多数登場する同作品では、登場人物の一人である武内樹の愛車・ハチゴー(AE85)が馬鹿にされるシーンが描かれています。ではなぜハチゴー(AE85)は馬鹿にされてしまったのか?ハチロク(AE86)との違いは何なのか?今回はその理由に迫っていきましょう。
ハチゴーはハチロクの廉価版だった
8月6日はハチロクの日!一世を風靡したAE86とはどんなクルマ?
※上記写真はAE86
ハチロクはクルマ好きのバイブルとも呼べる不朽の名作『頭文字D』に主人公・藤原拓海の愛機として登場し、RX-7(FD3S)やスカイラインGT-R(R32)といった高性能スポーツカーを相手にバトルを繰り広げました。
現実でもレーシングドライバーである土屋圭一氏の愛車としても知られるAE86型スプリンタートレノ、いわゆる”ハチロク”は、中古車価格もプレミアが付いている人気のモデルです。
一方、頭文字D劇中で藤原拓海の同級生である武内樹が購入したのは、1983年式 前期型のAE85でした。
こちらは、ハチロクがAE86という型番からそう呼ばれたのと同様に、ハチゴーもAE85という型番からそう呼ばれています。
頭文字D Vol.28「友情パワー レビン激走!!」にて、走り屋3人組にハチゴーが馬鹿にされるシーンが描かれていますが、これはハチゴーがハチロクの廉価版として認知されていたため。
さらに、漫画内で描かれた武内樹のハチゴーはその時、何のパーツ換装もされておらず、チューニングも施されていない至ってノーマルな車両でした。
その結果、馬鹿にされてしまったのです。
ハチゴーとハチロクの大きな違いは搭載するエンジンにあり
ハチゴーとハチロクは、前述した通り車両型式番号の一部が共通する、いわば同じクルマのグレード違い。いくらハチゴーがハチロクの廉価版だったとはいえ、基本的なデザインや構造自体はかなりの部分が共通しています。
とはいえ、両者には各装備や性能に大きな差があり、その最たるものが搭載されていたエンジンです。
スポーツモデルであるハチロクに搭載されていたエンジンは、当時最新鋭であり現在でも名機と名高い4A-G型エンジン。これは2T-G型の後継エンジンとして開発されたエンジンであり、1.6Lの水冷直列4気筒DOHCエンジンでした。
基本的な構造の見直しにより約30キロの軽量化に成功したうえ、ポート噴射式EFI-Dといった新機構を採用することで、最高出力は130psにも達しました。
一方ハチゴーに搭載されていたエンジンは、3A-U型エンジン。こちらは、1.5L のシングルキャブ方式SOHCエンジンで、130psを発揮したハチロクの4A-G型と比較すると、3A-U型エンジンは最高出力85psと、とても比較にならないほど非力なエンジン性能なのです。
-----------------------------------------------------------------------------------------
こんにちはこんな記事を発見!!!!!
AE86とAE85の決定的な違いが書いてあります。
エンジンが違うんです!!!!!普通に考えてエンジンが違ったら車種が違う
と思うんですが…しかもこのAE86とAE85の違いは次のレビトレでも
AE92とAE91・AE101とAE100・AE111・AE110と続いてレビトレの
生産終了を迎えます。全て1.6Lと1.5Lの違いで見た目はまったく一緒
なのにエンジンが月とスッポン並みに違うのです。
しかし私が言いたいのはこのAE86とAE85の問題だけではなくメーカー
を飛び越えて他の車種でも同じような事が起こります。
少しAE86と形態は変わりますが日産にシルビアという車がありました。
型式で言えばS13です。このS13は前期と後期でエンジンが違うんです。
エンジンが変えたなら前期・後期のリニューアルでは無くフルモデルチェンジ
でしょ!!!!!と強く思います。このS13の前期・後期のエンジンの違いは
前期が1.8Lと2.0Lでパワーからトルクまで全然違います
私としてとても前期・後期で分けていいレベルでは無いのではと
強く思いました。