こんにちは
今回は恐怖のガソリンスタンドのお話です。
小さなガソリンスタンドがありました。
そのガソリンスタンドは何店舗かある系列店の1店舗です。従業員は2人店長と社員でアルバイトが3人の合計5人で交代で休みながらお店を切り盛りししてました。
ある日アルバイト1人と店長の2人体制でいました。夕方店長が集金があるとお客様の所に出かけました。残されたアルバイト君はガソリンスタンド歴1年で給油は普通にできていました。
その日は店長が出かけてすぐあるお客様がお見えになりました。見た目が非常に怖い…一般には反社の方々です。
当時は反社だから…という縛りが非常に弱く反社でも普通にガソリンの販売はしていました。
この日反社の方が給油しに来たのがジェットスキーでした。
反社の方が3台のジェットスキーを持ち込み「給油してくれ」と言いました。反社の方はジェットスキーを持ち込むと「後で取りに来るから」と帰っていきました。
アルバイトの方も「分かりました。」と答えました。
実はアルバイトの方もジェットスキーに給油するのは初めてでした。給油口を探し、此処だろう…と給油を始めました。暫く給油を続けていた時にふとアルバイトの方が思いました…このジェットスキー何リットル入るんだ?少しだけ疑問に思いながらも給油を続けました。すると給油してる反対側から何か液体が漏れてきてるのを発見しました。
アルバイトの方が確認するとガソリンが漏れてるんです…漏れ出てる場所を確認したらアルバイトの方が給油している給油口と同じ形の穴からガソリンが漏れ出ているんです
アルバイトの方は頭がパニックです。実はアルバイトの方が給油していた箇所が水を排出する場所だったんです。
普通のジェットスキーはタンク容量が60リットルぐらいですが、この時にアルバイトの方が給油した量は100リットルを超えてました…
給油箇所が違うことに気づいたアルバイトの方はパニックになり給油したガソリンを排水口に捨ててしまいました…違法行為です。
私もジェットスキーは詳しく無いのですが、給油した箇所がエンジンにも繋がってるらしくエンジンもパーになってしまいました…しかも反社のジェットスキーです…
そこに店長が帰って来ました。事の顛末を聞き落胆しました…頭を抱えて反社の方の所に誤りに行きました…生きた心地がしません…しかし相手は反社です。そう簡単には話は進みません…何度も反社の所に向かいました…
その後なんとか弁償+αで決着が着いたとか…
しばらく店長は毎日元気がありませんでした…
皆さんも気を付けましょう…
なにに?