騒音、蛇行、あわや…“迷惑スケポー”酒片手に暴走

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　東京・渋谷で、スケートボードをするグループが、車道を蛇行しながら走って行きます。さらに、歩道にも進入し、転倒してスケートボードが歩行者に当たりそうになる場面もありました。迷惑行為が後を絶たない状態です。

■バスをあおり…ジャンプでひやり　スピードに乗り、赤信号の歩道に大きくはみ出すスケートボーダー。渋谷の街に、地鳴りのような鈍い音が響き渡ります。　道路いっぱいに広がり、駆け抜けていくスケートボード集団。よく見ると、手には缶チューハイを持っています。

　旋回、ジャンプをしながら集団は、右に左に蛇行して進んでいきます。すると、そこへ1台の車が…。

　向かってくる車を挑発するかのように、近付いていき、直前でヒラリとかわしていきます。さらには…。

　まるでバスを、あおっているかのように、スケートボーダーたちが蛇行しながら、すぐ後ろを走っています。

　中には、道路の真ん中まで出てきて、ジャンプ。一歩間違えば、大惨事になりかねない危険な行為は、1度や2度ではありません。

　周囲に通行人がいる中で、ジャンプする男性。着地に失敗し、ボードが飛んでいく場面も…。

　渋谷内の通りには、至る所に「スケートボード禁止」が掲示されています。　警察官に職務質問されている集団がいました。この後、集団はクモの子を散らすように、去っていきました。

■深夜3時に大騒音…破壊行為も　渋谷以外の場所でも…。池袋の繁華街でも、歩行者を縫うように進んでいきます。

　先月、東京・練馬区の住宅街で撮影された映像です。道路の真ん中でスケートボードをする2人組。周囲には誰もいないようですが、時間は真夜中の3時近くでした。

　撮影者：「寝ていたところを、本当にすごく響く音で起こされた」　寝静まっている住宅街に響き渡る、地鳴りのような騒音。道路を何度も行ったり来たりするなど、真夜中の迷惑行為は、30分ほど続いたといいます。

　撮影者：「何時だと思っているの？騒音が苦痛」　一方、こんな迷惑行為も…。岩手県盛岡市で撮影された防犯カメラの映像です。

　店の前に現れた2人の男性。1人が、店の前に置かれていた三角コーンとバーを道の真ん中に移動させました。すると…。

　バーを障害物に見立てて、ジャンプで飛び越えようとしますが、失敗し、バーは真っ二つに折れてしまいました。

　すると、その折れたバーを室外機の裏に隠したのです。しかし、2人は三角コーンをもとの位置に戻し、何事もなかったかのように再びスケートボードで遊び始めました。

　店長：「逃げたんじゃなくて、その後も1時間くらいやっている。反省しないんだなと」

■危険行為…路上で「死ぬなら本望」　一方、渋谷でも…。多くの人が行き交う路上で、花壇のヘリなどを利用し、技を繰り出す集団。すると、そこへ…。

　駆け付けた警察官から注意を受け、その場から立ち去る集団。彼らがいた場所に行ってみると、ジャンプの際にできたのでしょうか。一面、傷だらけの状態です。　繰り返される迷惑行為。渋谷の路上で、スケートボードをしていた21歳の男性2人組に話を聞きました。

　スケートボーダー：「（Q.街中でのスケートボードは）危ないなぁとは思いますけど。でも、そういう文化っていうか、カルチャーなんで仕方ないなぁって。僕らは（東京五輪金メダルの）堀米君みたいな、ちゃんと世に出る方じゃなくて。スケーターとして、本当にストリートで滑ってて、人に怒られるような感じで…」「迷惑掛けちゃうような感じなんですけど」

　スケートボーダー：「（Q.歩行者の人もいるが…）あぁ、気持ちいいなぁって思います」「当てたら、ちゃんと謝ります。本当に申し訳ないって気持ちで」

　スケートボーダー：「（Q.取り返しのつかないこと、車にひかれることもあると思うが…）そこは考えているけど、まぁなんか…」「それで死ぬなら本望かなって。（スケートボードを）愛してるので」「そうっすね、僕スケボーがないと、生きていけないんで…」（「羽鳥慎一モーニングショー」2021年10月21日放送分より）

テレビ朝日

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オリンピックのスケボー競技に感化されたのか…

カッコイイと思ってやっちゃう人って出てくるんですよね…

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