スリップ事故…タイヤ専門家の意見は?
国道でトレーラーが路外に飛びだし運転手がケガ…ブラックアイスバーンによるスリップか…江別市
14日朝、北海道江別市の国道でトレーラーが路外に飛び出す事故があり、運転手の男性がケガをして病院に運ばれました。スリップが原因と見られています。
【喜多和也記者リポート】 「江別市の国道です。大きなトラックがスリップして道路横の畑に突っ込んでしまっています。運転席部分が大きく折れ曲がり荷台に潰されてしまっています」
14日午前7時前、江別市江別太の国道337号で運転手の男性から「トレーラーが横倒しになった」と警察に通報がありました。
この事故で運転していた40代の男性が腕と頭に痛みを訴え病院に運ばれました。 男性は、「スリップした」と話しているということです。警察によりますと事故当時の路面はブラックアイスバーンでトレーラーがスリップして対向車線にはみ出し路外に飛び出したとみて調べています。
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スリップ事故ですね…
久方ぶりにタイヤ専門家の意見を述べる時が来たようで…
まずはアイスバーンとブラックアイスバーンの違いから説明しましょう…
よく耳にするのが「アイスバーン」
アイスバーンとは、氷のように凍結した路面のこと。雪が降った翌日に気温が上昇し、夜になって急激に冷え込むと、道路の雪解け水が凍って発生しやすくなります。
あまり聞き覚えが無いのが「ブラックアイスバーン」。
ブラックアイスバーンとは、濡れた黒い路面に見えて実は凍結している状態で、昼間のウエット路面との違いがわかりづらいのが特徴です。
JAFが行った実験では、ブラックアイスバーンを起こした路面での制動距離は、ぬれた路面にくらべて約6倍も伸びる(ウエット路面:11.0m、ブラックアイスバーン:69.5m)という結果に。
どちらも凍った路面なのだが氷結の厚みがブラックアイスバーンの方が薄く氷の表面が少し溶けて濡れているのです…
しかも氷が薄い分道路の色が氷の表面に現れていて見た目は普通の路面が濡れている様にしか見えないんです…
その為ドライバーの意識も雨で濡れた路面…程度にしか見えず、警戒せずに走行してしまうのです…
そして、そのまま走行していると落とし穴に落とされたかのような感覚で道路を突然滑り出してしまうのです。
ではどうすれば良いのか?
やはり季節的にも、「もしかして…」という意識は持って運転した方がいいと思います。警戒しつつ車の装備もスタッドレスを履くなど凍結対策はした方が無難でしょう…
今回のスリップしたトラックのタイヤを見ると…
スタッドレスは装着していますが…
かなり摩耗していてもう普通の雨の日でもスリップしそうなタイヤですね…
↓で新品買っときな…
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4t車用だった…
これが大型トラック用でした…
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でも今回のトラックは
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これかな?
みなさんもスリップ事故には気を付けましょう…