「ヨタハチ」レストアに挑戦の整備士にアドバイス 所有者ら現場訪問
1966年製の名車「トヨタスポーツ800」(通称ヨタハチ)のレストア(復元・再生)に挑戦している奈良トヨタグループの奈良本社(奈良市)を20日、全国の同車所有者で作る団体の代表者らが訪問。原形の姿や復元方法などについて整備士らと意見交換した。製造時、外装などの細部が車両ごとに微妙に異なっていたとされ、所有者の証言を参考に「元の姿」に近づけるのが狙いだ。
訪れたのは、「トヨタスポーツ800オーナーズ協議会」(事務局・東京都)代表で、日本自動車博物館(石川県)顧問も務める杉山泰成さん(72)ら。レストアのためにエンジンやシート、内装を外し、塗装も削り取られたヨタハチ車両を詳細に見て回った。 レストアには、整備士ら24人が取り組んでいる。ボディー担当の西田行宏さん(40)は「(車両前方に設置された)フェンダーミラーの位置が左右でずれている。正確な位置が分からない」と質問。杉山さんは「改造されているのではないか。当時は見やすい位置に調整することもあったようだ」などとアドバイスした。 他にも、改造された外装パネルの接続部分を元の姿に復元する方法や、塗装で使用する正確なカラーリングなどについて整備士らと意見を交わした。 杉山さんは65年7月に千葉県で開催されたレースで劇的な優勝を果たしたヨタハチを見てファンになったという。「名車を残すには、オーナーらとの情報交換が大事だ。得た知識を参考にレストア技術を磨き、メカニック以外の方々とも楽しみを共有してほしい」と話した。 杉山さんらは本社訪問前に、奈良市で開かれた奈良県経済倶楽部(くらぶ)の例会で講演。ヨタハチなど60年代のスポーツカーの魅力や現状を紹介した。 ヨタハチは65~69年に約3000台製造された。杉山さんによると、現在は国内で820台、海外も含めると1000台余が確認されている。同協議会では、部品情報の共有や所有者らが集うイベントの開催、交通遺児への寄付活動などに取り組んでいる。【堀川剛護】
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旧車をレストア復活させる動画をよくYouTube等で拝見します。
結構好きで、いろいろ見ちゃいますね。
でもヨタハチのレストアは見た事無いですね。
やはり現役だった時代が古すぎて資料が残ってないんですよね。
多分トヨタ本社には残ってるんでしょうが、貴重な資料だからと
一般には公開しないとは思いますが、復活させたい!!!って人が
いるんですから多少でも公開して欲しいものです。
でもレストアしてる当人たちは分からなくても楽しく
作業してると思うので良いんですがね。
見ましたが、私が見たときはまだ制作中で完成を見てない
のですが、完成してたら一目見たかったですね。