7月20日、トヨタ自動車は、100%子会社のトヨタモビリティ東京が直営する販売店「レクサス高輪」での車検で不正があったと発表した。写真は都内で2017年2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 20日 ロイター] - トヨタ自動車は20日、100%子会社のトヨタモビリティ東京が直営する販売店「レクサス高輪」での車検で不正があったと発表した。一部の検査において、基準を満たす値への書き換えや一部の検査を実施しなかった事実が認められたという。対象台数は565台。不正にかかわった人員は4人だったとしている。 トヨタモビリティ東京の関島誠一社長は同日会見し、陳謝した。関島社長は、不正が起きた原因を2つ挙げた。1つは増加する仕事量に対してエンジニアを中心に人員が不足し、設備の増強が追いついておらず、慢性的に負荷が高い状況が続いていたこと。2つ目は日々の車両の使い方や状態などにより検査の作業時間が変わってくるにもかかわらず、決められた時間内に車検を終わらせることが目的になっていたことだと説明した。
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レクサス出ちゃいましたねー。
整備士の人手不足は昔からの問題の一つですよね…
最近では待ってる間に車検を仕上げるようにしてたよなので、人はいないのに作業は急いでやらないといけない、しかもレクサスともなればミスは絶対に許されない環境で不正でもしなければやってられないんでしょうね。
作業員は汚れるし、体力仕事だし安月給なのに専門知識は覚えないといけない…
非常に雑に扱われます…しかも新入社員なんか入ってこないし会社の利益になるからと営業マンばかり増やす。
しかしこの整備士不足問題はレクサスだから明るみにでただけだと思います。
他のメーカーや町の整備工場などを入れたらものすごい数の不正があるはずです。
待ちの整備工場では昔から改造車が車検が通らない時は通常の倍の値段で無理やり車検を通したりしてましたよ。
今回のニュースも「マジか!!!!」ではなく「出ちゃったな―」ですよ。
人が少ないのにやることが多すぎるんですよ。車検はもちろん、普通に修理や、定期点検、三カ月点検、半年点検、一年点検、リコール修理、車両の相談、営業…
そりゃぁ点検項目も省きたくもなりますよ。
でも決められた点検項目はしっかり見て欲しいので、企業側が人材確保や設備投資を積極的にやって欲しいです。