路上で激しく炎上、爆発 トラック荷台から出火か
路上で2トントラックが炎上しました。
警視庁によりますと、16日午前10時すぎ、東京・中野区上高田の路上で「トラックが燃えている」と110番通報がありました。
ポンプ車など17台が出動し、火は約30分後にほぼ消し止められましたが、2トントラックが全焼し、近くの建物の雨どいが焼けました。
けが人はいませんでした。
運転手が工事現場のそばに止めたトラックから離れたところ、荷台のコンプレッサーから出火し、塗装用のスプレー缶が爆発したとみられます。
警視庁が出火した原因を詳しく調べています。
------------------------------------------------------------------------------------------------
コンプレッサーが出火の原因なんですね…
コンプレッサーと聞いて分からない人もいると思います…
コンプレッサーというのは空気圧縮機の事なんです。今回のトラックは塗料が荷台に乗っていた事から塗装するのにコンプレッサーが必要だったんだと思います…
コンプレッサーを空気圧縮機と説明しましたが、空気を圧縮して専用の機械で圧縮空気を外に出す時に塗料も一緒に出すと綺麗に塗装できるんです。
こんな感じでYouTubeでも簡単に検索できますが、動画に出てくるコンプレッサーと今回の事故で出火したコンプレッサーは違うんです…
YouTubeで紹介しているコンプレッサーは電気でモーターを回して空気を圧縮して下の丸いタンクに溜め込むんですが、今回炎上したコンプレッサーは
形は違いますが、エンジンを載せたタイプのコンプレッサーだったはずです。
現地で塗装する為にコンプレッサーを動かす時には電源が無い場合が多いのでガソリンエンジン付きのコンプレッサーが必要になります。
ガソリンエンジンが搭載されている為に出火する危険性も十分あり得ますが、法律上ガソリンエンジンのコンプレッサーを車の荷台に乗せてはいけないという法律は無いのです…
しかし町を走っているとガソリンエンジンを付けたコンプレッサーやガソリンエンジン付きの発電機などを搭載した車沢山走っているんです…
危険なものを常に車に載せているんですから、多少なりとも法律で規制するべきではないかと思います。