運転手母親「体調悪くなく…」タクシー暴走6人死傷
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タクシーが突っ込み、6人が死傷した事故で死亡した運転手の母親が12日、取材に応じました。事故の1時間前、運転手に体調が悪そうな様子はなかったと、母親は話しています。
■死因「くも膜下出血」 事故1時間前は… 死亡したタクシー運転手の母親:「皆に迷惑かけて。亡くなった人が、向こうにおるからね。どうしようもなく、つらいけど、向こうの人が気の毒でね」 こう話すのは、11日に東京・千代田区で6人が死傷した事故で、タクシーを運転していた山本斉さん(64)の母親です。 山本さんは重体で搬送されましたが、12日に死亡が確認されました。事故との直接の関連は、まだ分かっていませんが、母親の元には、山本さんの死因が「くも膜下出血」と伝えられました。
事故のおよそ1時間前に見送った際、異常はなかったということです。
死亡したタクシー運転手の母親:「(家を午後)3時に出ます。体調悪いとかもなく、元気に出て行きましたけどね」
■ブレーキ痕なし「SOS」 売り上げ減で… 事故の瞬間を目撃した人は…。 目撃者:「左側を見たら、(タクシー運転手が)下を向いていたんです。もしかしたら、具合が悪かったかもしれない…」 目撃者によると、山本さんは下を向いていて、信号が変わっても走り出さなかったといいます。
後続車からクラクションを鳴らされ、急発進し、自転車2台をはね、そのまま歩道に突っ込み、歩行者を次々とはねました。
現場に、ブレーキ痕はありませんでした。死亡した小林久美子さん(73)は、20メートルもはね飛ばされたといいます。
さらに、自転車に乗っていた親子や、タクシーの乗客など4人が重軽傷を負いました。山本さんが運転していたタクシーの表示灯には、「SOS」の文字が点灯していました。 母親によると、山本さんは持病もなく、体調に異変はありませんでした。最近は、休み返上で働くことが多かったと話します。
新型コロナウイルスの影響で、売り上げが減ったためです。
死亡したタクシー運転手の母親:「まじめな子でね。お金も車の月賦もあるしね。休まないでいてね。この頃は、お金が少なくなって、売り上げがね。土曜は休んでいたけど、土曜も出ると言って行ったけどね」 警視庁は、タクシーに設置されたドライブレコーダーの映像などを確認して、原因を調べています。
(「グッド!モーニング」2021年9月13日放送分より)
テレビ朝日
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悲惨な事故がまた起こりましたね…
亡くなった方へのご冥福をお祈りいたします。
ドライバーさんの死因がくも膜下出血だそうですが、個人タクシーでコロナ渦で売り上げも落ちて必死に仕事をされてたと思いますが、やはり無理がたたたんでしょうか?
くも膜下出血では一時間前でも異常は見受けられないとは思いますが、無理して働いていたのも原因の一つではないかと思います。
売り上げの為に無理をして他人を巻き込んで事故を起こし死なせてしまっては…
やはり運転は穏やかな気持ちで健康にするものですよね。
みなさんも気を付けましょう。