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タイヤの空気圧ってそんなに気にしないとダメですか?

 

【タイヤの 空気圧】 適切な 空気圧でないと もったいな さ すぎ?! 点検方法や 基準など まとめ
 
 

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車という重量物をたった4本で支えているのがタイヤ。車のあらゆる動きはタイヤを介して行われることもあり、快適な走行のためにも安全運転のためにも非常に重要なタイヤですが、意外とタイヤの空気圧は放置しがちな方も多いのではないでしょうか。メーカー指定の空気圧に調整していないと、効率が下がってもったいないだけでなく、最悪は事故の危険性も?!詳しく見ていきましょう。

縁の下の力持ち「タイヤ」ちゃんといたわってあげてる?

 

自動車を構成する部品は約3万個ともいわれ、エンジンやトランスミッションなど動力を生み出すものや、シートやハンドルなどドライバーの操作を支えるものなどさまざまです。その部品の中でも、重要度は高いのに、普段軽視されがちなのが「タイヤ」ではないでしょうか。

自動車の四隅にたった4本が装着されているだけで、数トンに達することもある車体を支え、動力やハンドル操作などを路面に伝え、細かな路面の不整を吸収し、非常に高速で回転する… タイヤのはたらきは、考えてみるとかなり重労働ですよね。

しかし、定期的に空気圧などを確認するタイヤのメンテナンスを行うべきとは知っていても、なかなかタイヤは目が行き届かない部分ではないでしょうか。人によっては、ご自分で空気圧を点検したことなんてないよ、という方もいらっしゃるかもしれません。

そんなタイヤの空気圧は、規定量より低すぎても高すぎてもさまざまな不具合を生む意外とシビアな世界。逆に考えれば、空気圧を適宜調整しておくことで、車の性能や乗り心地が最大限に発揮できる環境を整えておいてあげることができるので、習慣として取り入れておきたい部分です。

重要なのに意外と軽視されがちなタイヤの空気圧の世界。きっとあなたの役に立つさまざまな情報をまとめました。

タイヤが担う責任は重い!ウェットグリップ、乗り心地、燃費性能…

ブリヂストン プルービンググラウンド

たった4本しかついていないタイヤですが、その役割はとても重大なものです。

車が停止中でも走行中でも、タイヤは車体とあなたと大事な荷物を合わせた重量をしっかり支えてくれています。さらに、動力やハンドル操作、ブレーキ操作を乾いた路面にしっかり伝えるだけでなく、濡れた路面であってもスリップしないウェットグリップ性能も求められます。

なかなか普段意識することはないものの、タイヤも乗り心地を向上させるはたらきを担っており、大きな衝撃はサスペンションで吸収するものの、細かな路面の不整はタイヤがしなやかに受け止めることで、乗り心地や静粛性まで向上させています。

また近年では、タイヤの低燃費性能の向上が著しく、実燃費がカタログ値を超えてしまうなんてこともしばしば見られるようになってきました。

これらのさまざまな要素を、たった4本でまとめて担っているのが、タイヤというわけです。

そもそもなぜタイヤに空気を入れるの?メリット多数

燃料電池フォークリフト

車輪の発明は紀元前にまでさかのぼるとされており、重たい荷物をより小さな力で運ぶことができるようになる車輪は、さまざまな文明で広く活用されてきました。

そんな車輪、材質は木材や金属、石材などが常に一般的で、ゴムを車輪の外周に用いるようになったのはなんと19世紀後半になってからのことだとか。それまで硬い素材の車輪をそのまま地面に接地させていたのに比べると、当初は空気入りではなくゴムのかたまりであったとはいえ、乗り心地や安定性、グリップ力などが格段に向上し、自動車の広まりに合わせて20世紀に入ると一気にタイヤの使用が拡大していき、現代に至ります。

現在でも重量物を運搬するフォークリフトなどでは、空気を入れる場所がない「ソリッドタイヤ」が用いられることがありますが、タイヤの重量が重くなるだけでなく、衝撃の吸収には適していません。タイヤに空気を入れることで、適度なしなやかさを保ちつつ、重量をしっかりと支えることが可能になります。

タイヤの空気圧が適正でないと、こんなにも悪影響が!?

ブリヂストン タイヤ

タイヤの重要性をおさらいしたところで、そのタイヤのはたらきを支える空気圧の重要性についてもご紹介していきます。

空気圧は車種ごとに規定値が決まっており、その規定値より低すぎても高すぎても不具合の原因となります。実際の不具合の例を見ていきましょう。

操縦安定性が低下、乗り心地が悪化

空気圧が不足している場合、タイヤは負荷がかかると大きくゆがむような変形をしてしまう場合もあります。規定空気圧はタイヤが負荷にしっかり耐えられるように設定されているので、空気圧が不足していると、普段の運転で問題なくても、いざというときの緊急回避などで影響が出かねません。

 
また、空気圧が高すぎても、今度は衝撃をしなやかに吸収することができなくなり、路面のデコボコがよりダイレクトに伝わってきたり、走行中に跳ねるような感覚を覚えることもあります。こちらも操縦性の低下につながります。

走行抵抗が増えて、燃費が低下

空気圧が不足している場合、タイヤのころがり抵抗が大きくなってしまうので、車を動かすのにより大きなパワーを必要とするようになり、燃費が悪化します。

これは自転車を思い浮かべてみるとイメージしやすいところですよね。空気圧が不足したタイヤではペダルがずっしりと重く、漕ぐのを止めるとすぐに減速してしまうのに、空気圧を調整したタイヤなら軽々と加速でき、スピードの維持も楽になるはずです。

タイヤの偏摩耗を誘発して寿命が低下

空気圧が不足していると、タイヤの接地面の中でも両端部に強い負荷がかかり続けるので、その部分だけがどんどんと摩耗してしまいます。このように、接地面全体がまんべんなく摩耗していくのではなく一部分だけが異常に摩耗していくことを「偏摩耗」と呼びます。

空気圧が過多の場合でも、今度は接地面中央部分のみに強く負荷がかかり続け、中央部の摩耗が異常に進行してしまうおそれがあります。

偏摩耗が発生すると、たとえ他の部分で残り溝が十分な深さがあっても、タイヤの交換が必要になる場合もあり、タイヤの寿命を縮めてしまう原因となります。

発熱による変形や「バースト」の可能性も

空気圧不足の場合、たわみ方向に大きく変形するようになり、タイヤ自体の発熱量が異常に上がっていくこともあります。熱い路面に接するタイヤですので、ある程度の高温には耐えることができるものの、想定を超えた状況になってしまうと、その熱によってタイヤ本体のダメージを誘発することもあります。

具体的には、接地面表面のゴムが内部構造から剥がれてしまう「セパレーション」などのおそれや、補強用のコードが切れてしまうトラブルにつながりかねません。

空気圧が不足しているといっても、車が走れる程度の空気圧があるなら、タイヤの内部には空気が圧縮された状態です。発熱によるダメージは、タイヤが破裂する「バースト」を引き起こしてしまうこともあり、大きな事故にもつながりかねません。

空気圧をきちんと調整しよう!基準、やり方まとめ

適正な空気圧はどうすればわかるの?

 

タイヤサイズを新車時から変更していない場合は、自動車メーカーが適正な空気圧を指定してくれているので、それに従いましょう。この指定空気圧は、基本的には運転席のドアを開けたところや、給油口などにステッカーが貼られて示されている場合が多いです。

タイヤの銘柄などが変わった際も、サイズがそのままならこの指定空気圧に調整するようにしましょう。

車によっては、前輪と後輪でタイヤサイズが違うなどの理由で、それぞれ指定空気圧も異なる場合があります。しっかりチェックして、間違えないように気をつけたいところです。

インチアップした車両の空気圧はどう決める?

 
純正のタイヤサイズから変更がされている場合は、空気圧もそれに応じて変更が必要な場合があります。特に、タイヤの外径は純正値を維持しつつ、より大径のホイールと低偏平タイヤに組み替える「インチアップ」を行う場合、タイヤ内部の空気の容量が減ってしまうため、それまでよりも高い空気圧が求められます。

具体的な空気圧は、車両の重量と、タイヤの荷重指数などを組み合わせることで算出します。各タイヤメーカー公式ホームページなどでは適正空気圧を算定してくれる簡易的なサービスなどもありますので、利用ができます。

車の安全に直結するタイヤですので、プロのアドバイスに従うことも有用です。タイヤを購入したタイヤショップなどで、どの程度の空気圧に調整するのがよいのか尋ねてみると安心でしょう。

大事なタイヤの空気圧、どうやってチェックする?頻度は?

停車中に見た目で大きくたわんでしまっているようなタイヤはもしかすると空気圧が不足している可能性もありますが、特に近年流行しているタイヤの厚みが薄くてスポーティな低偏平タイヤでは、目視で確認することは困難です。

きちんとエアゲージを使用して1ヶ月に1回程度は空気圧を確認し、必要があれば調整しましょう。

この際、タイヤが冷えている状態で計測することが大事です。指定空気圧は冷えた状態での指定値であり、走行によってタイヤが温まってくると内部の空気圧も上昇するので、調整が難しくなります。

やむを得ずドライブの途中などタイヤが温まった状態で空気圧を確認する場合は、指定空気圧よりも20〜30kPa程度高めに設定することで応急処置的に対応ができますが、ドライブの後、タイヤが冷えた状態でもう一度確認と調整をするようにしましょう。

 

まとめ

タイヤの空気圧調整の不備による不具合や、調整の仕方についてご紹介してきました。普段意識することのないタイヤのはたらきには、適正な空気圧が不可欠であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

ご自分でタイヤゲージなどを利用して空気圧を確認することもできますが、ガソリンスタンドなど空気圧点検を依頼できるお店も多数あります。うまく活用することで、タイヤの寿命を伸ばしつつ、安全安心なドライブを実現しましょう。

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タイヤの空気圧について細かく書かれている記事だと思いますが、

 

やはりタイヤ専門家からすれば過剰な気にし過ぎ‼‼‼‼

 

普通の方からしたらそんなにタイヤにばっかり気を使えるかって

 

思います。

 

タイヤ専門家の意見としては基本的に空気圧は好みだと思います。

 

例えば乗り心地を良くしたい方なら指定空気圧から0.2~0.3ぐらい

 

空気圧を減らせば良いと思いまが2か月に一度は空気圧点検はした

 

方がいいかなと思います。空気圧点検なんか2か月に1回もしたく

 

ないって方は指定空気圧から0.3~0.4多めに入れればいいと思い

 

ます。高めに入れるデメリットは乗り心地が悪くなるくらいで、

 

気にするようなことは他にはないですからね。

 

2~3か月に一度くらいの空気圧点検で全く問題ないですし、

 

そんなにタイヤにばかり気にしてられないと思うので、

 

頭の隅にでも空気圧点検を覚えてて頂ければ幸いです。