タイヤって奴は…のブログ

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タイヤ屋と一般の人のタイヤに対する認識の違いが大きすぎる

こんにちは。

 

今回は記事からではなく私の仕事柄の事をお話させて下さい。

 

 

言いたいことは沢山ありますが、今回はその沢山の中から一つ

 

稀にお客様でパンクをされた人が来店されます。

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パンクしてタイヤがペチャンコのまま走行して来店された場合、

 

引きずり痕と言いましてタイヤをペチャンコのまま走行すると

 

タイヤのサイドに一周跡が付きます。この痕が深ければ深いほど

 

バーストの恐れがあるので、パンク修理出来ません。

 

パンク修理が出来ないので、タイヤを新品交換しなければなりません。

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この1本のみ交換されるお客様は大体新車でパンクされて来店した方に多い

 

のですが、「今着いてるタイヤと同じタイヤ着けて」と言われます。

 

この新車で着いてるタイヤは新車装着タイヤと言いまして、タイヤ屋やディーラー

 

に在庫してある汎用タイヤとは違うタイヤなのです。

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車メーカーに卸すタイヤなのです。取り寄せれば購入可能ですが、在庫では

 

置いてありません。

 

このように説明すると「じゃぁ似たタイヤちょうだい」と言われます。

 

タイヤを販売する側としてはどれも似たタイヤは無いんです。

 

確かに一般の方からすればどれも黒い丸い物なのですが、タイヤ屋としては

 

タイヤの違いが分かりすぎて全て違うタイヤという認識になってしまうんです。

 

お客様の求める似たタイヤとタイヤの思う似たタイヤの意識に差がありすぎて

 

かなり話がもつれますが、大体の方はここで「じゃぁサイズが合えば良いよ」

 

と言ってくれますが、稀に「じゃぁ他探すわ」と言って出て行かれます。

 

他も持ってないですが…