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スタッドレスタイヤを履き続けるには悪か?

 

真夏にスタッドレスタイヤでも大丈夫?  そのままだと 起きる さまざまな 問題とは?
植村祐介

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真夏にスタッドレスタイヤを装着したままのクルマでも、もちろんそのまま走ることはできますし、違法でもありません。ですがそれには、さまざまなデメリットがあるといいます。どんなことが考えられるのでしょうか。

ドライやウエット路面は当然サマータイヤのほうが性能が上
 暑い日が続いていますが、クルマ業界的にはこの冬に向けたスタッドレスタイヤの新製品の登場を迎える時期になっています。

 ところで最近のスタッドレスタイヤは、「すぐれた氷雪路面性能」はもちろん、「ドライ路面での快適性」や「耐摩耗性」を謳うものが多くなっています。では、スタッドレスタイヤをそのまま夏タイヤとして使えるのでしょうか。

最新スタッドレスタイヤは、アイス性能やスノー性能など冬性能だけでなく、ドライやウエット性能などの向上も謳っている。

 結論を先にいうと、そうした使い方は、いくつかの観点から、お勧めできません。その理由を、タイヤメーカー各社の公式サイトにあるFAQ(よくある質問)も参照しつつ、以下で解説したいと思います。

 まずひとつ目の理由は、スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べ、ドライ&ウエット性能がどうしても劣ってしまうことです。

 スタッドレスタイヤは、雪面をグリップするため、タイヤ表面のトレッドに「サイプ」と呼ばれる細かい切り込みが入っています。またアイスバーンでもしっかりと路面に密着させるため、低温でも硬くなりにくいゴムが使われています。

 そのため「乾燥路や湿潤路で使用する場合は、夏用タイヤに比べて制動距離が長くなる傾向がある」(出典:ブリヂストン)、「夏用タイヤ(ノーマルタイヤ)よりもハイドロプレーニング性能とブレーキ性能は低下する」(出典:TOYO TIRE)こととなります。

2021年7月15日に発表されたブリヂストンの乗用車用新スタッドレスタイヤ「ブリザックVRX3」
 つまり、急に何かが飛び出してきたような状況において、サマータイヤならとっさのブレーキでなんとか止まれたとしても、スタッドレスタイヤでは制動が間に合わず事故につながる可能性があるのです。

非降雪地域のドライバーはオールシーズンタイヤという選択肢も


 次に、摩耗による劣化です。

 スタッドレスタイヤは低温でも硬くなりにくいゴムを使っているため、「スタッドレスタイヤは夏用タイヤに比べてゴムが柔らかいので、夏場に使用すると夏用タイヤよりも減りが早くなる」(出典:ブリヂストン)とされています。

 そしてスタッドレスタイヤは、摩耗の進行が、そのまま氷雪路面における性能の低下に直結します。

2021年7月15日に発表されたブリヂストンの乗用車用新スタッドレスタイヤ「ブリザックVRX3」。発表会にはテレビCMにも登場する女優の杏さんも登壇した
 保安基準ではタイヤの溝の深さは1.6mm以上が必要とされ、これはサマータイヤもスタッドレスタイヤも共通ですが、冬用タイヤとしての使用については「スタッドレスタイヤは、溝の深さが50%に減りプラットホームが露出すると冬用タイヤとしては使用できなくなります」(出典:ブリヂストン)、「スタッドレスタイヤは溝の深さが新品時の50%摩耗したら冬用タイヤとして使うことができません」(出典:ダンロップ)と、より厳しい数値が性能の目安となります。つまり残り溝が50%となった時点で冬用タイヤとしての“寿命”が来てしまうのです。

 さらに、タイヤそのものの価格にも注意が必要です。スタッドレスタイヤの価格は、一般的に、同じサイズのサマータイヤの1.5倍から2倍(サマータイヤのグレードにより異なる)と、かなり高価になっているからです。


 
  このことから、スタッドレスタイヤを夏も履きっぱなしにすることは「いざというときに止まらない(=事故の可能性が高くなる)」「サマータイヤよりも減りやすい(=寿命が短くなる)」「サマータイヤより高価(=経済的に不利)」と、デメリットだらけであることがわかります。

※ ※ ※

 でも「タイヤを履き替えたいけど、外したタイヤを保管しておくスペースがないし」という人もいるでしょう。そうした人は、以下のふたつの対応策を検討されてはいかがでしょうか。

 まず、履かないタイヤ(夏期のスタッドレスタイヤ、冬期のサマータイヤ)を預かってくれる「タイヤ保管サービス」の利用です。窓口となるのはディーラー、カー用品店、ガソリンスタンドなどタイヤ交換を担う業者です。またタイヤ交換をDIYでやるという人なら、貸倉庫業者が手がけるより安価なサービスも視野に入るでしょう。

 もうひとつは「オールシーズンタイヤ」の選択です。

TOYO TIREの最新オールシーズンタイヤ「セルシアス」を装着したクルマの走行シーン。都市部のドライバーにはメリットも大きい
 オールシーズンタイヤは、アイスバーンなど冬の厳しい路面状況での性能を抑える一方、ドライ&ウエット性能、耐摩耗性を強化したタイヤです。サマータイヤがスリップしてしまうようなシャーベット状の雪でも走行が可能で、また「スノーフレークマーク」の認証を取得した製品は、「冬用タイヤ規制」がおこなわれている道路でも通行できます。

 気温が氷点下を大きく割り込むことのない都市部などで「年数回の降雪に備えたい」という人には、有力な選択肢になるはずです

 

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この手の記事はよく出てきます。

 

夏場にスタッドレスタイヤは良くないの?

 

どの記事を見てもやめた方が良い…夏は夏タイヤを履きなさい

 

と変えた方が良いという意見が多いです。

 

確かに夏タイヤと比べるとスタッドレスタイヤの方が排水性が悪く

 

ハイドロプレーニング現象が起こりやすいです。

 

しかし普通に法定速度を守るスピードで走っていればまず問題ありません。

 

もし夏タイヤよりスタッドレスの方が排水性が悪いから変えろというので

 

あれば冬場も雪ばかりではなく雨も降ります、その雨の日はハイドロで

 

事故車が増えるんですか?という話になります。

 

普通に制限速度内であれば夏タイヤでもスタッドレスでも問題なく

 

走れます。

 

夏タイヤスタッドレスの交換してる人とスタッドレスを年中履いてる

 

人ではどちらが得なのか?

 

夏タイヤよりスタッドレスの方が価格は約1.5倍は高いです。

 

例えば夏タイヤが1本10000円の場合、4本で40000円ですね。

 

そうなるとスタッドレスは1本15000円で4本で60000円になります。

 

走行距離にもよりますが、夏タイヤスタッドレスを履き替える方ですと、

 

スタッドレスが4年ほど持ちます、4年で60000円。

 

夏タイヤも同じぐらいで摩耗してきます。そこで40000円

 

4年でタイヤ代が100000円

 

シーズンの夏タイヤからスタッドレスへの交換工賃が1回の

 

交換で6000円x4年で8回=48000

 

合計で4年で148000円かかります。

 

スタッドレスを年中履いてる方ですと夏タイヤより多少摩耗が

 

早いですが2年で寿命が来てしまうと先ほどの方の半分しか持ちませんが、

 

スタッドレスのタイヤ代が60000x2回で4年で120000円になります。

 

しかもスタッドレスを履き続けてるので、工賃がかからないので

 

結果お得になるんです。

 

他の方の記事で交換した方が良いという方はメーカーが買えた方が良い

 

と言ってるから…という安直な考えかと思われます。

 

私は現在の車を新車で買ってからスタッドレス以外付けたことが

 

ありません。

 

確かに雨の日のマンホールの上は滑りやすいです。

 

もしよければどちらがお得かお考え下さい。

 

60000x2回