こんにちは。
タイヤサイズの見方ってわかりますか?
分からない人が多いと思いますので、ここで説明したいと
思います。
先ずはタイヤの横に↑のような表記で数字が書いてあります。
もしタイヤサイズをディラーや修理工場、タイヤ屋に聞かれたら
上に写真のような数字があるので、そのまま言いましょう。
必ず分かってくれるはずです。
ご自分でタイヤサイズの事が知りたければこのまま読み進めて
下さい。
タイヤサイズの一番最初の数字がタイヤの幅を表している数字です。
このサイズですと195㎝になります。
次の数字が扁平率です。
この数字がタイヤサイズの中で一番厄介で
一番最初に書いてある数字(タイヤの幅)195㎝の65%
つまり126.75mmになります。
その次のRはラジアルタイヤ構造という意味なので
基本的に今回説明しているタイヤサイズではラジアルタイヤ
構造しか作ってませんので、気にしなくても大丈夫
次に書かれている数字がホイールの大きさです。
これは1インチ2.54なので今回のサイズですと15インチx2.54㎝で
38.1㎝になります。
次の数字がロードインデックスと言ってどれだけの重さに耐えられるのか
を示した数字になります。
このような表がありまして、数字がそのまま耐えられる重さの数字ではないのです。
今回のタイヤサイズですと91なので、1本で615㎏までなら耐えられことになるので、
4本だと615㎏x4本=2460㎏耐えられることになりますがこれは
2460㎏以上の負荷は無理ですよという事になるので、車重+乗車した人の総体重+
荷物+走行時のコーナー等で起こる重力(G)を足した数字が2460㎏以内に
ならないといけない計算になります。
次のアルファベットが速度記号になります。
この様な速度レンジの表があります。
今回のタイヤサイズだと210㌔ですね。
なので210㌔のスピードまでは耐えられますよ。という意味になります。
ここまでがタイヤサイズの説明になります。しかしこれは一般的な
乗用車のタイヤサイズなので、他のサイズはまた次回説明します。
上記の説明のように色々な単位が使われているタイヤサイズなので
混乱が生じています。
例えば扁平率がタイヤの横の事だという認識はあるが、タイヤの幅の扁平率
だという認識がなく幅が太くなっても扁平率が同じならタイヤの外形も
同じだと誤認し装着して車両に接触するという事があります。
例えば今回の195/65R15というサイズですが計算上では
タイヤ幅195㎝x65%で126.75の幅が2カ所なのでx2で253.5mm
とホイールサイズ15x2.54=38.1㎝=381mm
253.5+381mm=634.5mmがこのタイヤサイズの外形になります。
同じ計算方法で225/65R15というサイズを同じホイールに装着したい
事例で説明すると((225x0.65)x2)+(15x25.4)=673.5mm
となり外形で40㎜大きくなってしまいます。
ここまで大きくなると車両に接触する可能性が大きくなります。
しかしこの計算はあくまでも理論上のサイズになります。
実際のタイヤの外形はタイヤメーカーによって多少変わります。
それとタイヤの幅を195→225にするとホイールが同一の場合ホイールの
幅が狭く無理に装着すると変な形に膨らみ不格好になります。
もし自分自身でタイヤをネット等で注文する際に幅を太くしたいな…
等をお考えでしたら上記の計算を元にちゃんとしたサイズを購入して下さい。
装着できないサイズを購入してしまいますと、業者で装着できない
と言われ、無駄遣いになってしまいますよ。
お気をつけ下さい。