ストロングマントレーニングで大注目! 次世代パワーファイターのNOAH“強男”稲村愛輝【週刊プロレス】
巨大タイヤと稲村愛輝
NOAHの稲村愛輝は今年春から本格的にストロングマントレーニングを導入。持ち前のパワーファイトにさらに磨きをかけている。NOAHでは着実に頭角を現し始めている中で、7月2日に開幕したZERO1シングルリーグ戦「第21回 真夏の祭典・火祭り2021」にも出場中。ストロングマン…“強男”への道をばく進し始めた稲村愛輝に迫る。 【写真】350kgの巨大タイヤを持ち上げる稲村愛輝
「体型もタイヤみたいになってきた」
――現在の体重は?
稲村 120kgのままです。ちょっと増やしたら動きづらくなりそうなので。増やそうと思えば、増やすこともできますけど。 ――ストロングマントレーニングを取り入れてから変化はありましたか?
稲村 肩周りと握力がだいぶ強くなりました。あと体の真ん中の筋肉。なんか芯が一本通ったような感じになりました。初めて体幹を実感しました。 ――器具などで鍛えられない部分に効いているようですね。
稲村 普段は使わない細かい筋肉を使うって感じなので。どこが大きくなったというよりも、全体的なシルエットの底上げというか、全体的に大きくなった感じです。 ――試合にも生かせる部分はありますか?
稲村 けっこう息が上がるんですよ。砂袋を持って運ぶって種目もあって、体重が増えたわりには試合で息が切れないようになりました。あとは単純に人を持ち上げるのが楽になりましたね。石とかでも120kgぐらいまでなら、肩まで上げられます。 ――石も持ち上げるのですか?
稲村 石とか砂袋とかも持ち上げます。基本的に持つって想定されていない物を持ち上げる競技なので。指の力、手の力もつきますね。 ――ほかにどんな競技があるのですか?
稲村 タイヤだったら、お互いに返し合うみたいなのもあります。自分が練習に行かせてもらってるジムの名物「タイヤ相撲」です(笑)。自分はまだやったことがないですけど。 ――基本は道場で100kg、350kgのタイヤでトレーニングしているのですか?
稲村 はい。だいたい350kgのタイヤを返す「タイヤフリップ」とか100kgのタイヤを後方に投げる「タイヤスロー」とかタイヤを引っくり返した後で10回ジャンプ乗り降りする「フリップジャンプ」とかです。 ――ストロングマンを取り入れてから各方面への反響がありましたね。
稲村 SNSとかこんなに反響があると思いませんでした。みんな知らなかったから驚きがあったと思います。 ――いつから始めたのですか? 稲村 今年の春ぐらいだから2、3カ月前ですね。100kgと350kgのタイヤをもらったんです。 ――どんなきっかけでストロングマントレーニングを始めたのですか?
稲村 いろいろとお世話になってる澤宗紀さんつながりで会った中嶋健詞さんという日本のストロングマンの第一人者ですね。昔からでかい人への憧れがありました。 ――コスチュームもタイヤをモチーフにしたものに変更しました。
稲村 タイヤの人になりました(笑)。体型もタイヤみたいになってきたって言われます。ペットと飼い主が似てくるみたいな感じで。ストロングマンやってる人はなぜかみんな体が丸っこいですね。力持ちって感じ。元WWEで現AEWのマーク・ヘンリーとかもやっていて、ストロングマンで世界一になったこともあります。ストロングマンのドキュメンタリーとか見るとマーク・ヘンリーが有識者としてけっこう出演してます。 ――試合で具体的にどんな技に生かされていますか?
稲村 投げっぱなしジャーマンとかGEKITOTZ(相手にぶちかましを決めてコーナーに叩きつける技)ですね。
(プロフィル) いなむら・よしき/1992年11月18日生まれ。栃木県大田原市出身。'18年9月2日、NOAHでデビュー。'19年5月に拳王率いる金剛入り。11月の両国大会でマサ北宮をパートナーにGHCタッグ王座に初挑戦。昨年10月に金剛を離脱して正規軍に加入。清宮海斗を猛追するNOAH新世代期待の星。182cm、120kg。得意技は無双、スプラッシュマウンテン、GEKITOTZ。
この方、タイヤでトレーニングしてますよね。
一番上の写真のタイヤはマジで思いです。
持ち上げるのも一苦労だけど…あのタイヤにホイールを装着しちゃうと
トレーニングにならないくらい重くなります。
毎日タイヤを転がしているタイヤ屋さんはプロレスラーみたいな
腕になっちゃいます。
写真のホイールが装着してないタイヤで150㌔ぐらいかな…
ホイールが付いたら250㌔オーバーですね…多分…
この写真のタイヤは専門用語でORと呼ばれます。ショベルカーや
ブルドーザー等が履いているタイヤですね。
大型トラックのタイヤは大体、ホイール付きで1本100㌔ぐらですね…
参考までに…