トヨタが世界に誇るキングオブSUV「ランドクルーザー」。その人気は日本だけでなく、世界各国に広まる。このランクルには「ランドクルーザー」とプラドこと「ランドクルーザー プラド」の2種類があるが、実はグレードの違う同一車種と思っている方も多いかもしれない。しかし、その中身は全くの別物。今回は似て非なるこの2つのランクルの外観の違いを写真ととも比較していく!
ランドクルーザーとランドクルーザープラドの違い
トヨタ ランドクルーザーは、1951年にBJ型トヨタ ジープに端を発する日本でもっとも長い歴史を有するブランド。今年で70周年を迎える。
その高い悪路走破性は、地球上のあらゆる道や人々の生活を想定し、どんな場所でも人や物を運ぶべく、最も厳しい基準で造られている。
その歴史の中、1990年に登場したのが、本格クロカンのランクルに快適な装備を加え、ランクルよりもサイズを若干コンパクトにしたプラドだ。プラドはポルトガル語で「平原」を意味する。
現在ではランクルとプラド共に快適装備が充実しラグジュアリーな内外装となっているため、各部デザインの違いはもちろんこと、ボディサイズ・排気量というところがメインの違いとなってくる。
ボディサイズの違い
ランドクルーザーは、2021年6月10日に14年ぶりのフルモデルチェンジを果たした。現在のところボディサイズの詳細は発表されていないものの、新型ランドクルーザー300は現行モデル(200系)と同等サイズとアナウンスされている。
現行モデルは全長4950mm×全幅1980mm×全高1880mmと日本の道路事情を考えればかなり大柄なモデル。さらに新型ランドクルーザー300は、現行モデルよりもスクエアなデザインのため大きく見える印象だが、日本における駐車場のサイズは全長5mを目安に設計されているため、おそらくは全長5m以内に収まっていると見込まれる。
プラドのボディサイズは、4760mm×1885mm×1850mm。両車を比較すると全長は190mm、全幅は95mmも違う。そして車両重量は最も重いグレードで比較してみると、ランクル(現行200系)約2.7tに対しプラド2.3tと、プラドのほうが約400kg近く軽い。運転してみると、数字以上にこのボディサイズ・重量の差は大きく感じられるだろう。
外観各部の違い
違いはボディサイズだけではない。両車の各パーツをよく見比べると、フロントグリルやボンネット、ヘッドランプ、フロントフォグランプ、テールランプの形状など、それぞれデザインの違いが明らか。
フロントグリルは、新型ランドクルーザー300が横バーグリルなのに対し、プラドでは縦バーグリルが採用されるなど、その表情は一見して違うのが分かる。
リア回りも同様に、ブレーキランプのデザインなどの違いは一目瞭然。
新型ランクル300は一つ一つのパーツが大きく、迫力があるのに対して、プラドでは新型ランクル300に比べれば、控えめなサイズでシャープなデザインが採用されている。
両車を比較しながら違いを紹介してきたが、特に細部のデザインなどは画像を見比べると良くわかるので、フォトギャラリーもぜひチェックしてみてほしい。
[筆者:MOTA編集部]
こんな記事を見つけた!!!!
ランクルとプラド全然違う!!!!
いつもイラッとするのが、ランクルなんだけど…と言ってる奴!!!
よくよく車を見るとプラドじゃん!!!!
ランドクルーザープラドだけどランドクルーザーじゃない!!!!
一緒だと思うな!!!と声を上げて言いたい!!!!
久々に怒り記事になってしまいました。
すみません。